投げ釣り

投げ釣りの天敵!「根がかり」した時にまず落ち着いて試してみる事

投げ釣りをしていて一番困る事。それは「根がかり」です。
買ったばかりの仕掛けを早速使ってみようと投げた一投目ですぐに根がかりしてしまい、そのまま仕掛けをロストしてしまう・・・という経験を僕は何度もしてきました。

出来る事ならば根がかりの事など考えず、気持ちよく釣りがしたいですよね・・・
しかし投げ釣りにおいては基本的に根がかりを完全に回避する方法はなく、
根がかりをするかもしれない、という覚悟は常にしておかなければなりません。

ただ、出来る限り根がかりを回避する方法や、根がかりした際にうまく外せる可能性の高い方法は存在します。

ここでは、投げ釣りをしている時に根がかりした際、焦らず落ち着いてまず試してみるべき方法をご紹介します。

根がかりの原因・根がかりしやすい場所

根がかりの原因の約8割は
「オモリや天秤などの仕掛けが障害物に引っかかるのが原因」と言われています。
岩の隙間にオモリや天秤が引っかかり、動かなくなる。
または海藻に絡まる、というケースもあります。
その為、岩礁地帯や海底に海藻がある釣り場では、根がかりの危険性が大幅に増します。

また堤防などで釣りをする場合、堤防の真下から数メートル先までは堤防の土台として積み石が入っている場合があり、堤防の真下に仕掛けを落としている場合、この積み石にもよく根がかりをします。

積み石以外にも、湾外にはテトラポットが沈んでいるケースも多くあり、仕掛けを回収している途中、ゆっくりリール巻いているとここに引っかかります。
しかもテトラや積み石などの障害物が多い場所は、海藻やゴミが溜まる事も多く、根掛かりの一級危険ポイントです・・・

湾内の堤防、漁港などでは、漁船が多く停泊しています。
停泊中の船は、基本的に太いロープで堤防に係留してあるのですが、このロープに引っかかってしまうケースもよく見られます。

特にカエシの付いた釣り針がロープに掛かってしまうと回収が絶望的(ロープに釣り針をつけて残してしまう)ですし、
何よりも避けたい「漁師の方の仕事道具を傷つけてしまう」という状況になります・・・
当然見られれば怒られますし、一番避けたい根がかりですね。

砂浜などの一見根がかりの原因となる物が無さそうな場所であっても、
海藻や岩などの根がかりポイントは、数は少ないにしても必ず転々と存在しています。

根がかりした時にまず試す事

根がかりをすると、早く外してしまいたいという気持ちもあって、力任せに竿をあおったり、引っ張ったりをしてしまいがちです。
しかし、落ち着いていくつかの方法を試してみましょう。
軽い根がかりは、大抵の場合こちらの方法で外れます。

竿を軽く何回かあおる

竿を軽く素早くあおって、ラインを引っ張る→戻す、という作業を10回ほど試しましょう。
ラインが張る→緩む、という動きをする事で、反動で仕掛けが外れる可能性があります。
割とこれで外れる事が多いです。

ポイントは、いきなり釣り竿が大きく曲がるほど力を入れて引っ張らない事。
軽い根がかりだった物が、大きく引っ張られる事でより強く根がかってしまう、という逆効果を生んでしまいます。
また釣り竿に負荷が掛かり過ぎて、折れてしまう可能性もあります。

位置を変えて竿をあおる

上記の方法で外れない場合、次は今いる場所から少し移動してから竿をあおります。
根がかりした位置とラインの角度を変えて引っ張る、というイメージです。
例えば仕掛けが正面にある岩などに引っかかってしまった場合、正面から引っ張っても取れない物が、少し右寄りから引っ張る事で、岩を右側から回避して外せる、という可能性があります。

混んでいる釣り場では難しいのですが、可能であれば左右から試してみると良いですね。

竿に負荷をかけずに、ラインをゆっくり引っ張る

ラインと釣り竿を一直線になるようにし、リールのスプール部分(糸が巻いてある部分)を指で押さえて、ラインが出ないようにしてから後方にゆっくりバックします。
竿に負荷を与えずラインを引っ張るという事です。
この方法だと仕掛けを回収できない可能性がありますが、運が良ければ針だけが無くなった状態で仕掛けが戻ってくる事があります。

ラインを引っ張る際、堤防のへりの部分などにラインが触れないように注意しましょう。
そこから切れてしまいます。

やってはいけない事

やはりやりがちなのは、力任せに竿をあおって引っ張ってしまう事。
根がかりがより強くなってしまう等、状況が悪化してしまう事が多いです。
運が悪ければ竿が折れてしまう事もあります。

また、ハサミを使ってラインを切る、という事も良くないです。
なるべく海の中に残留物を残してはいけないのですが、ラインをハサミで切ってしまうと大量のラインを海の中に残すことになってしまいます。

釣り竿に負荷をかけずにラインを引っ張れば、仕掛けがダメでも仕掛けの結び目から切れますので、最低限の残留物で済みます。

根がかりの対策方法

100%の確実な対策方法はありませんが、結局は「根がかりしやすい場所を避ける!」という事以上の対策方法は無いと思います。

例えば・・・

  • 湾内で釣りをする場合は係留ロープの付近では釣りを行わない
  • 堤防での釣りは、仕掛けが手前まで来たら素早く仕掛けを巻き上げ、積み石を避ける
  • 岩礁地帯や海藻が多い場所は、そもそも投げ釣りを避ける

等々。

でも・・・そういう障害物が多い場所にこそ、魚が多かったりするんですけどね。
そういうポイントをアグレッシプに攻めたい!という気持ちも釣り師なら当然ありますよね。

場合によっては根がかりを恐れずに攻める事も必要だと思います。
もし根がかりしてしまった場合は、上記の方法をぜひ試してみてください!