「ちょい投げガチ勢」がお教えする、本当に使いやすいちょい投げ竿の選び方
僕は普段から色々なジャンルの釣りを楽しんでいます。
その中でも、特に好きなのがちょい投げ。
気軽に始められるのに、しっかり釣れる。
そんな絶妙なバランスが魅力で、気づけば釣行の8〜9割がちょい投げになっていました。
もはや自分でも「かなりガチめのちょい投げアングラー」だと思っています。
キャンプや旅行の合間にサッと楽しめる手軽さも、ちょい投げの大きな魅力!
道具もシンプルなので、思い立った時にすぐ遊べます。
- 春夏秋冬どんな季節でも、狙えるターゲットがある
- 色々な魚種が釣れるので、何が釣れるか分からないワクワク感がある
- 道具がシンプルで、準備するアイテムも少なめ
ただ、知名度のわりに専用アイテムは意外と少なく、定義もかなりあいまいな「ちょい投げ」。
いまいちピンと来ない方も多いと思います。
このページでは、そんなちょい投げ好きな僕がオススメする「ちょい投げで使うべき釣り竿」についてご紹介していきたいと思います。
オススメするポイントは以下の4点!
- コスパが良い!
- 扱いやすい!
- 安っぽくない!
- 長く使える!
以上の点から最良の竿をご紹介したいと思います。
よろしければご覧ください!
市販の「ちょい投げ竿」は本当にちょい投げ竿なのか?
まず初めに…
「本当に、ちょい投げのことだけを考えて作られたちょい投げ竿」
って、僕の知る限り今はどこのメーカーからも出ていません。
でも「ちょい投げ」という名前ついた竿はいくつか売られています。
↓良く見かけるこのようなリーズナブルな竿です。
あとは「万能竿」と言われる竿も、ちょい投げ用として売られていることがあります。
ただ、こういうタイプの竿って「ちょい投げもできますよ」という考え方で作られた竿です。
決して、ちょい投げを快適に楽しめることを考えられているわけではない。
ほとんどの場合、このような竿は
- 可能な限りコストを落として、とにかく安く、10号〜20号くらいのオモリを投げられるようにして作った竿
- ギリギリまでコストを落とした万能竿の名前を「とりあえずちょい投げ用ってことにしよう」という理由で名付けられた竿
これのどちらかです。
もちろん、ちょい投げができる竿であることは間違い無いですが、壊れやすかったり、感度が悪かったり、うまく仕掛けを投げられなかったり、と…
投げ釣りを快適に楽しむために作られた物ではないことがほとんどです。
「1シーズンだけ使えればいい」とか「壊れたら捨てる」とか「安っぽくても構わない」と考える場合は、このような竿でもアリなのですが…
しかし、もっと良い選択肢はたくさんあります。
ちょい投げ用で考えるなら、現時点では「エギングロッド」を選択する
では、本当にちょい投げ用として竿を選ぶならどれが良いか?
ちょい投げをする際に、竿に求められる大事なポイントは以下の4点。
このポイントをしっかり抑えられるのは、基本的にルアーロッド系の竿になります。
さらに、その中でも最もちょい投げに向いているのが「エギングロッド」です。
ちなみに僕がメインで使用しているちょい投げ用の竿も、エギングロッドの「エメラルダスX」です。
旧型と新型の2本。
旧型の物は毎年ハードに使いまくって、6年間相棒として活躍してくれました。
6年目でついにガイドが割れてしまいましたが、近くの釣具店に修理に出して、今でもサブロッドとして頑張ってくれています。
更に振り出し型の万能竿も1本使用しています。
長さや携行のしやすさなど、その時の状況で使い分けています。
なぜエギングロッドがちょい投げ竿としてベストなのか?
では、なぜエギングロッドがちょい投げにおいてベストなのか?
というのも、エギングとちょい投げは、快適に楽しむための特徴がかなり似ています。
エギングロッドがちょい投げに向いている共通点
軽量であること
エギングロッド:シャクリ動作を繰り返しても疲れにくいように、基本的に軽量設計されている
ちょい投げ:仕掛けをキャストし続けたり、手に持ってさびく動作を繰り返すこともあるため、軽い竿が向いている
感度に優れていること
エギングロッド:イカがエギに触れるわずかなアタリや、エギを繊細に操作させるため、感度が高い設計がされている
ちょい投げ:小さな魚のアタリに気付いたり、海底の状況を探る必要があるため、感度の高い竿が向いている
ライントラブルが少ない
エギングロッド:エギを動かす際に糸ふけが多く出るので、ガイドが小さく、なるべくライントラブルが少なくなるような設計
ちょい投げ:仕掛けをキャストする動作が多いので、ライントラブルはなるべく少なくなる方が良い
ちょうど良い長さ
エギングロッド:竿の長さは大体8フィート前後(約2.4m)くらい
ちょい投げ:8フィート前後が、飛距離と取り回しのバランスが良く、大人はもちろん子供でも扱いやすい。
ルアーロッドの中でもエギングロッドの特徴は上記の部分が際立っている事が多いです。
もしいつか「本格的なちょい投げ専用ロッド」というものが登場するとした場合、おそらくエギングロッドに近い物ができるはずです。
ちょい投げ用として選ぶべきエギングロッド
では、どのようなエギングロッドを選ぶべきか?
冒頭でもお伝えしたように、
「コスパが良い」「扱いやすい」「安っぽくない」「長く使える」
という竿がベストだと思います。
オススメの物を5点選びましたので、以下に解説します。
まずは紹介するロッドの簡単なスペック表から。
| 商品名 | (86ML) | (S86ML) | (86ML) | (86ML) | (S86ML) |
|---|---|---|---|---|---|
| メーカー | ダイワ | シマノ | ダイワ | ダイワ | シマノ |
| タイプ | 2ピース並継 | 2ピース並継 | 2ピース並継 | 2ピース並継 | 2ピース並継 |
| 実売価格域 | 〜2万円 | 〜2万円 | 〜1.5万円 | 〜1万円 | 〜1万円 |
| 全長 | 2.59m | 2.59m | 2.59m | 2.59m | 2.59m |
| 重さ | 103g | 105g | 110g | 147g | 123g |
| 仕舞寸法 | 134cm | 133cm | 134cm | 134cm | 133cm |
| カーボン | 99% | 95.2% | 88% | 90% | 95.7% |
| 詳細 | ↓詳細 | ↓詳細 | ↓詳細 | ↓詳細 | ↓詳細 |
※ロッドサイズは基本的に8.6フィート(約2.6m)前後の物を選んで計測しています。
一本ずつ解説していきます!
オススメ1:ダイワ エメラルダスX
僕も愛用している「エメラルダスX」。
とにかく軽くて扱いやすく、操作性も抜群です。
感度と軽さについては特に申し分なく、一日中振り続け、さびき続けても疲れない。
ロッドのタイプによっては100gを切ります。
これとpe0.8号のラインを巻いてちょい投げをしていますが、70m先でヒットした小さなサビハゼのアタリも感じ取れるくらい、感度は抜群です。
2代目は他のロッドにしようと思ったのに、結局エメラルダスXをまた買ってしまうくらいには気に入っています。
ちょい投げ釣りの良い相棒です!
オススメ2:シマノ セフィアBB
エメラルダスXと同じクラスのエギングロッドで、シマノからは「セフィアBB」が出ています。
重さや仕舞寸法などもほぼ同じなので、デザインやメーカーの好みで選んでも問題ないです。
セフィアBBにはシマノの高位機種に採用されている「ハイパワーX」も搭載されており、この値段域のロッドで味わえるのは、正直結構おトクです。
基本的に数万円のロッドに採用されている機能です。
その為、強度・性能・感度も高位機種に劣らない性能。
エギングやスーパーライトショアジギング(SLS)もやりたい、と考えるならば割と良い相棒になりそう。
オススメ3:ダイワ エギングX
ダイワから出ているエギング専用ロッドで最もお手軽なエントリーモデルが「エギングX」。
ただエントリーモデルとは言っても、万能竿でやるちょい投げとの快適度は間違いなく段違いです。
※エギングXとエメラルダスXの違い
エメラルダスXには「ブレーディングX」というパワーと操作性を向上させるダイワ独自の技術が使われています。
大きくはその違いだけ。
重さもあまり変わらないので、予算とデザインの好みで決めても構わないと思います。
ブレーディングXの性能差を味わいたい場合は「エメラルダスX」。
よりコストを下げた快適ちょい投げ竿が欲しい場合は「エギングX」。
という感じでしょうか。
コスパ重視1:ダイワ ルアーニスト
さらにもう一段階コストを抑えるならば、おすすめなのはダイワから出ている「ルアーニスト」。
※ただし、これはエギング専用ロッドではなく、万能ルアーロッドです。
ルアー釣りの入門ロッド的な位置付けではあるものの、しっかり本格的なルアーロッドです。
ちょい投げ向きの76ML〜86MLのサイズも揃っているので、ちょい投げ釣りもしっかり快適に楽しめます。
「とにかくコスパの良い竿でちょい投げを楽しみたい!」
という場合は、これを選ぶのも良いと思います!
コスパ重視2:シマノ ルアーマチック
シマノから出ている汎用ルアーロッドが「ルアーマチック」。
ダイワのルアーニストと同じようなスペックで、これもエギング専用ロッド、というわけではありません。
実際にチェックしてみると、少し見た目はチープ。
ですが、特筆すべきはその軽さです。
この価格帯のロッドの中ではかなり軽量で扱いやすく、コストパフォーマンスは抜群。
S76ML、S86MLがちょい投げに向いています。
もし万能竿から選ぶとしたら
以上、5点のエギングロッド(ルアーロッド)を紹介しました。
もし、
「ルアーロッドじゃなくて、携行性の良い振り出し竿のほうがいい!」
「ちょい投げ特化ではなくて、いろんな釣りに使える方がいい!」
という場合は、振り出しの万能竿(マルチパーパスロッド)から選びましょう。
ちょい投げはもちろん、ルアーやサビキにも使える堤防釣りの万能選手です!
安っぽくなくて長く使える、コスパの良いロッドは以下の2本。
| 商品名 | フリーゲーム (S86ML) | クロスビート SW (836TML) |
|---|---|---|
| メーカー | シマノ | ダイワ |
| タイプ | 振り出し | 振り出し |
| 実売価格域 | 〜1.5万円 | 〜1.5万円 |
| 全長 | 2.59m | 2.51m |
| 重さ | 130g | 155g |
| 仕舞寸法 | 74cm | 52cm |
| カーボン | 87.2% | 92% |
| 詳細 | ↓詳細 | ↓詳細 |
※クロスビート SWの製品写真は836TMLではなく746TULとなります。
シマノ フリーゲーム
シマノから出ているマルチパーパスロッド「フリーゲーム」。
僕も愛用しています。
振り出し竿は2ピースロッドと比べて基本的に重くなりがちですが、このフリーゲームは2ピースロッドに匹敵しそうなほど軽量です。
S86MLのサイズでも130gで、ルアーロッドと同じレベルの軽さ。
使い心地もルアーロッドと遜色ありません。
仕舞寸法も短いので、タックルバッグや車の中に常備しておける気軽さも良いですね!
ダイワ クロスビート SW
ダイワから出ている「クロスビート SW」。
こちらもシマノのフリーゲームと同様の振り出し式マルチパーパスロッドです。
フリーゲームよりもリアグリップ(リールよりも下にあるグリップ)が短いのですが、そのぶん仕舞寸法が20cm前後も短い!
全てのモデルが40cm台〜50cm台前半です。
タックルバッグどころか、普通のカバンにもしまえそうなサイズ。
携行性を重視するなら圧倒的にクロスビートSWをオススメします!
ちなみにダイワからはそれ以外にも、#go_fishing SSやDV1などのリール付きロッドが発売されています。
これらもちょい投げ可能なロッドですが、より初心者向けの一本となっています。
ちょい投げ竿は使い心地で選ぼう!
以上、ちょい投げ竿についてのご紹介でした。
最後にもう一度、ご紹介した7本すべてのロッドのスペックを一覧にまとめましたので、参考にしてみてください。
※ロッドサイズは基本的に8.6フィート(約2.6m)前後の物を選んで計測しています。
※クロスビート SWの製品写真は836TMLではなく746TULとなります。
正直ちょい投げって、「ビギナー向けで適当にサクッと済ませる釣り」というイメージすごく強いですよね…
ちょい投げ竿が適当なものしか売られていないのも、そんなイメージの影響が強いんじゃないかと思います。
「ちょい投げだし、適当な竿でいいか」なんて言わず、ぜひ竿はしっかり選んでみませんか?
本気でやるちょい投げは本当に世界が変わるので、オススメです!

















